[PHP-users 19926]Re: php4のアンインストール方法について

Masashi Ohba ohba @ imr.tohoku.ac.jp
2004年 1月 16日 (金) 15:46:42 JST


大場です。

In message "[PHP-users 19921] php4のアンインストール方法について",
Keisuke Hamanaka wrote,

>現在、FreeBSD上でmysql3.23.58+php.4.3.1をつかってシステムを構築しています。

ports/packagesを使ってるならその流儀で
アンインストール可能でしょうけど。
どうやってインストールしたんですか?

>そこで、PHPの再コンパイルを行いたいのですが、php.iniだけバックアップを
>とっておいて、上書きでインストールしてしまっても良いものなのかどうか
>わかりません。

php.ini-distやphp.ini-recommendedからの上書きを
気にしてるなら退避させておくのもいいことですが
これまで何度もインストールしてきて、php.iniが勝手に
インストールされた記憶も、上書きされた記憶もありません。
そういう意味では上書きでインストールしたところで
php.iniはなんら影響がないはずです。

#今後のバージョンでインストール過程がどう変わるか知りませんが

PHPのバージョンが同じならiniは共通になりますので
機能追加をした場合に追加編集があればそれを行えばいいし
バージョンが違う場合は結構違ってることもあるので
新しい物へ現在の設定を移植する感覚で再設定が
必要な場合もあるでしょう。


>いったん、古いファイルを削除したほうがよさそうですが、アンインストールの
>方法がわかりません。PHPユーザ会のマニュアルにも情報はないようです。
>このMLの過去ログでも「アンインストール」というキーワードでは検索でき
>ませんでした。

#今回はすでに動かないのでいいのかもしれませんが
#削除したら万が一の動作不良の場合に戻せないのですが…
#場合によっては最悪「新しいのは動かない、前のは無い」で
#泣き見ますよ?

手作業でソースからインストールした場合に
それをアンインストールするような簡便な方法は
ソフト側には通常ありません。

Windowsの「追加と削除」のような仕組みを期待してるなら
OSに依存した方法、FreeBSDならports/packages
LinuxならRPMを使えばいいわけです。
当然、各OSに依存したインストールやアンインストール方法が
ソフト側のマニュアルに記載される必要性もないわけですが。

#私は個人的にはFreeBSD使ってるので、PHPのマニュアルに
#LinuxのRPMでのインストール話を書かれてもうれしくないです
#今後はLinuxも使うことになるのですが…

PHPをソースから自前でコンパイルしてインストールしてる場合
Apacheを止めた状態で現在の/usr/local/lib/phpをリネーム
Apacheのlibexecの下のモジュールも名前を変えてコピー
/usr/local/bin/phpも名前を変えてコピー
と、とりあえずやっておいて

#この措置は万が一正常に動かない時にすぐに戻すため
#同じバージョンの再インストールだったらやらないこともある

make distclean
再コンパイル
再インストール
 同じバージョンなら上書きで困ったことは1度もないですが
 バージョンが違うと/usr/local/lib/phpの下の構成が
 異なってることもあるので…
バージョンが違う時や機能追加でphp.iniの再編集
で終わるはずです。

#というか、この手の手順の基本的な話はPHPに限った話じゃないし
#管理者の数だけ方法はあるわけで別にこれが正解でもないですが

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Name: 大場正志(Masashi Ohba)
E-mail: ohba @ imr.tohoku.ac.jp
東北大学 金属材料研究所


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